
不動産購入の流れ
不動産を購入することは、何度も経験することではありません。ここでは一般的な不動産購入の流れをご紹介いたします。
大まかに流れを把握しておけば、いざ不動産を購入する際にスムーズにお取引が進みます。
当社では、安心してお取引いただくため、物件探しから物件お引渡しまですべてサポートいたします。
STEP6 住宅ローン契約
住宅ローンの手続きは、意外と時間のかかるものです。ローンのお申込みから融資が実行されるまでには、おおむね3~4週間かかります。また、売買契約書に定めたローン特約の解除期日までに融資承認を得る必要があります。売買契約が無事終わりましたら、速やかに住宅ローンの申込手続きを行いましょう。

住宅ローン手続きの流れ
おおまかな住宅ローン手続きの流れです。財形住宅融資などのローンは手続きの流れが異なります。
事前審査申込み | 売買契約を結ぶ前に事前審査を行い、仮の承認を得ておきます。 |

ローン申込 | 売買契約締結後、売買契約書など必要種類一式を揃えて、正式に住宅ローンの申込をします。 |

融資審査 | 金融機関、保証会社、保険会社が、それぞれ人的審査、物的審査などをします。 |

金融機関との契約 | 金融機関と金銭消費貸借契約を結びます。 |

融資の実行 | 残金決済日に融資が実行されるとともに、物件に対して抵当権が設定されます。 |
代表的な住宅ローン
住宅ローンには民間住宅ローンと公的住宅ローンがございます。それぞれの特徴は以下のとおりです。
種 類 | 融資例(金利タイプ) | 特 徴 |
民間住宅ローン | ●全期間固定金利型 ●変動金利タイプ型 ●固定金利期間選択型 ●フラット35(全期間固定金利型) | ●借入限度額は大きい ●物件に対する条件はやや緩やかだが、個 ●一金融機関あたりの商品の種類が多い ●キャンペーンにより、同金利タイプの住 |
公的住宅ローン | ●財形住宅融資(5年ごと固定) | ●金利は比較的有利な反面、物件に対する |
その他 | ●社内融資 | ●勤務先によって融資の有無・内容とも異 |
返済方法と特徴
返済方法には2種類ございます。それぞれの特徴は以下の通りです。
元利均等返済 | すべての返済期間を通して元金と利息の合計金額が同じになるように組まれているため、返済当初は金利が大半を占めます。 | ![]() |
元金均等返済 | 元金は毎回一定ですが、利息は残高に応じて計算されるため、徐々に減少していきます。利息が多くかかる支払い当初は返済額が多くなります。 | ![]() |
金利のタイプと特徴
金利には3種類のタイプがございます。それぞれの特徴は以下の通りです。
固定金利型 | 変動金利型 | 固定金利変動型 |
融資を受けた時点の金利が、借入れをしたときから完済するまで変わりません。代表的なところでは、フラット35があげられます。 | 金利は年2回見直されますが、返済額は5年ごとに見直します。この間に生じた利息等の過不足金は6年目以降から返済額で調整される仕組みになっています。 | 借入れ当初から一定期間に限って金利が固定されます。固定期間が満了したときは、再度、固定金利選択型を利用するか、変動金利型へ移行するかを決めます。 |
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将来にわたり金利が一定なので、完済までの返済計画が立てやすいです。高金利期に借入れた場合は、金利が低下した場合の恩恵を受けないデメリットもあります。 | 低金利期には、返済負担が軽くなりますが、金利が上昇した場合、予定通りに元金の返済が進まない可能性があります。 | 当初の固定金利期間は、計画的に元金の返済が進みますが、固定期間が終了した時点で返済計画を組みなおす必要があります。 |
必要書類
ローン申込書 |
実印 |
売買契約書(原本の掲示と写しの提出) |
印鑑証明書(3ヶ月以内のもの) |
住民票(家族全員のもの) |
給与証明書(源泉徴収票) |
住民税課税決定通知書(住民税課税証明書) |
その他(印紙など) |
※利用するローンの種類によって上記内容は異なります。